【書籍】【古松新濤 】【昭和の俳諧師 清水瓢左】【俳句】 昭和の時代に松尾芭蕉の俳風を正しく再現しようとして努力を続けた巨匠の一生を尊敬の念をもって書き綴った感動の伝記 

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説明

都心連句会、湘南吟社発行の本書の著者別所真紀子女史は松濤軒瓢左の不易流行の意をこめてこのタイトルを採用し、

古松と新濤に囲まれた瓢左師を表現している。

清水老師は戦国武将村上義清一族の末裔である。

明治31年に信濃の国千曲川のほとり歴史の町松代にて生をうける。

若くして安曇野での駐在署長生活を経ていつしか俳諧の路に入ることとなる。
蕉風を正しく伝えることに生命をささげ昭和が終わるとともに

私淑する芭蕉のもとに旅立っていかれた。
これは松尾芭蕉300回忌の7年前のことであった。
老師を慕う俳人の多きことはその俳風のみならず
人間的な深さによるものである。
明治にうまれて大東亜戦争を経験し戦後の日本の再興の文化的背骨をになった

気骨のある明治人の一生にはあまりにも学ぶことが多い。

俳諧は大和心をになっている。
昭和平成に生きている俳諧の心を知る人のための名著である。

著者別所真知子女史は多くの俳諧関係者の支援を受けて渾身の力をこめて

本書を書きあげている。
清水老師に対する限りなき尊敬と愛情がにじみ出た作品は単なる伝記本というより

一流の文学作品としての評価をすべきであろう。

 

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